プログラミング言語の資格
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IT関連の資格には、ベンダー資格、ベンダニュートラル資格、公的資格の3種類があります。 ベンダー資格とは、民間企業などが独自に認定している資格のことです。 ベンダニュートラル資格とは、ベンダー以外の審査機関が認定している資格のことです。 公的資格とは、国が公的に認定している資格(国家資格)のことです。
プログラミング言語は、民間企業や研究機関などで開発されています。 そのためプログラミング言語の資格もベンダー資格やベンダニュートラル資格に多くみられます。
このページでは、プログラミング言語の資格を紹介しています。 プログラミング言語に限定せず、IT関連全般の資格について知りたい方は、IT系ベンダー資格と国家資格の一覧をご覧ください。
資格の「おすすめ度」については、以下の視点から判定しています。
・企業で取得を推奨している資格か?
・人材を募集する際に条件として明記されることがあるか?
・企業が取得者数を公表している資格か?
・ITエンジニアに広く認識されている資格か?
■Oracle認定資格(Java、PL/SQL) おすすめ度:
Javaプログラミングの認定資格としては、Oracle社が認定している「Oracle認定Javaプログラマ」があります。 また、「PL/SQL」プログラミングの認定資格としては、「ORACLE MASTER Oracle PL/SQL Developer」があります。
以前「Oracle認定Javaプログラマ」は、「Sun認定Javaプログラマ(SJC-P)」と呼ばれていました。 「Javaプログラマ」や「ORACLE MASTER」は、IT企業において知名度の高い資格です。 Java認定資格の取得を転職に生かそうと考えている場合は、アソシエイツより上位のプログラマの取得をおすすめします。
Javaはサン・マイクロシステムズ社が開発していましたが、サン・マイクロシステムズ社は、オラクル社に買収されたことで完全子会社となっています。 Oracle認定資格の情報もオラクルのホームページから確認することができます。
■マイクロソフト認定資格(Visual Basic .NET、C#) おすすめ度:
「Visual Basic .NET」や「C#」プログラミングの認定資格としては、「マイクロソフト認定資格」があります。 マイクロソフト認定資格の中でも、MCAD(Microsoft Certified Application Developer)と上位資格のMCSD(Microsoft Certified Solution Developer ) がプログラム開発者向けの資格となります。 MCADの認定条件は「3科目の試験の合格」となり、MCSDの認定条件は「5科目の試験の合格」となります。
マイクロソフト認定資格に関しては、マイクロソフトのホームページで詳しい情報を確認できます。
■Zend PHP Certification(PHP) おすすめ度:
PHPプログラミングの認定資格としては、「Zend PHP Certification」があります。 「Zend PHP Certification」に認定されることで、PHPの技術スキルを証明することが可能となり、就労する際のスキル証明になります。 試験問題は、PHPのエキスパートで構成されたZend PHP Education Advisory Board(Zend PHP 教育諮問委員会)が策定しています。
Web系システムを構築している企業やWebクリエイターを募集している企業なら、この資格を取得していると評価されることがあります。
Zend PHP Certificationに関しては、ゼンド・ジャパンのホームページで詳しい情報を確認できます。
■サーティファイ能力検定(C言語、COBOL) おすすめ度:
C言語プログラミングの認定試験としては、サーティファイが実施している「C言語プログラミング能力認定試験」があります。 また、「COBOL」プログラミングの認定試験としては、「COBOL言語プログラミング能力認定試験」があります。
サーティファイでは、他にも様々な能力検定試験を実施していますが、IT業界における知名度はあまり高くない様な気がします。 サーティファイの認定試験より、「基本情報技術者」などの国家資格を取得した方が、転職を有利にすすめることができるでしょう。
サーティファイ能力認定試験に関しては、サーティファイのホームページで詳しい情報を確認できます。
■Ruby技術者認定資格(Ruby) おすすめ度:
Rubyプログラミングの認定資格としては、「Ruby技術者認定資格」があります。 認定については、技術者個人向けのRuby技術者認定試験と、企業向けのRubyアソシエーション認定システムインテグレータプログラムがあります。 Rubyは新しい言語であり、他のプログラミング言語と比べて経験している人も少ないので、資格を取得していると評価されるかもしれません。
Ruby技術者認定資格に関しては、Rubyアソシエーション運営委員会のホームページで詳しい情報を確認できます。
■CIW JavaScript Specialist(JavaScript) おすすめ度:
JavaScriptプログラミングの認定資格としては、「CIW JavaScript Specialist」があります。 世界主要70ヵ国以上で認定が行われており、インターネット・スキルに関する国際認定資格となっています。 ホームページ制作に特化した企業では評価しているかもしれませんが、IT企業の関心が高い資格ではありません。 仕事とは関係なく腕試しや興味で受験することをおすすめします。
CIW JavaScript Specialistに関しては、CIWのホームページで詳しい情報を確認できます。